福島県での電子カルテ+クラーク養成講座〈1〉誕生秘話

電子カルテ+クラーク養成講座の現場から(5)

7月12日、13日に福島県保険医協会様主催で「クラーク養成 2日連続講座〈電子カルテ編〉」を開催しました。福島での講座開催は昨年から始まっている取り組みです。

昨年は9月に開催した郡山市1箇所だけでしたが、今年は7月に二本松市、9月にはいわき市と、福島の各地で開催する予定です。

 

なぜ、福島県でクラーク講座が行われているのか・・・。
実は福島県保険医協会様とのこんなやりとりから始まったのです。

担当者 「診療所での働き方の一つとして『診療所の司令塔的役割』の提案をしたいと考えています」
大西 「診療所の司令塔的役割とおっしゃいますと?」
担当者 「医療機関の業務全体を見渡し・把握するスキルを身につけることで、医師・看護師の職能を最大限発揮させることをサポートできる人材のことです」
大西 「それはよいですね。具体的には?」
担当者 「まず日常業務を有資格者でなければ行えない診療業務と資格不要な事務業務に分類します。これまで医師、看護師が行っていた資格不要な事務作業をクラークが代行することで、医師、看護師がその職能を十分に発揮できる環境を作りたいと考えています。それによって、診療所の効率化・活性化を図れると思います」
大西 「それでしたら、電子カルテを導入した方がより効果があると思いますよ。クラークが電子カルテ等の各種入力をサポートすることで、診療がスムーズに進み、残業時間の短縮に繋がるのではないでしょうか?」
担当者 「良い案ですね。ただ当会としては電子カルテ入力だけに留まらず、人員配置の手薄な部分の補助も担って欲しいです。それに、電子カルテを全面に押し出すのではなく、あくまでクラーク導入のための一つのツールとして捉えています。それに、既存の事務方をクラークに配置転換すれば、改めて人材確保の必要なく、むしろその方がクリニック全体の流れを把握する広い視野が得られるだけでなく、自身も今まで以上に医院に必要な人材としてやる気が向上すると考えています」
大西 「同感です」
担当者 「そこで大西さんの持つ電子カルテ等の知識も最大限活かせればと考えていますので…まずは郡山市からお願いいたします」
大西 「わかりました。よろしくおねがいします。何とかお役に立てるようがんばります!」

このようなきっかけで始まった福島での講座ですが、郡山市で開催すると、実に40名の参加者が集まりました。

当日は電子カルテメーカー各社の応援もあり、盛況のうちに終えることができましたが、参加人数が多く、電子カルテをしっかり使ってトレーニングをするという命題の達成が難しかったように感じました。

 

そこで、本年度は定員10名(最大20名まで)に人数を絞ろうということになりました。また、会場も都市部に限らず、地域に根付いた様々な土地で行うことにしました。

今回の二本松開催は、そんな思いから行われたのです。

 (次回に続く・・・)

(執筆:大西)

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