問診票の改善でクラーク運用を効率的に

クラーク運用のススメ(3)

今回は、クラーク運用を成功させるポイントのひとつである「問診票の活用方法」についてご紹介します。

問診票の現在の運用方法は?

患者さんが初診時に記載する問診票には、さまざまな運用方法があります。

●紙のまま使用する。
●スキャンして電子カルテに保存する。
●必要な情報を電子カルテに入力する。

クラーク運用の場合、スタッフが事前に電子カルテに入力する方法が一般的でしょう。

電子カルテに搭載されている「問診入力」の機能を活用すれば、必要な情報をカルテに簡単に転記することができます。

時期(いつから)と、部位(どこが)、そして症状(どのような状態)といった、カルテに必要な情報をきちんと押さえて入力しておけば、その内容をそのまま主訴として利用することも可能です。
そして、患者さんの主訴があらかじめカルテに記載されていれば、医師はスムーズに診察に入ることができます。

しかし実際には、患者さんの来院時間が集中するなど、電子カルテへの入力が間に合わず、問診票を紙のまま診察室に回しているケースも多いようです。

このようなことが起こってしまうのはなぜなのか、運用改善のために、現在使用されている問診票のフォーマットを見直してはいかがでしょうか。

ポイントは転記のしやすさ

見直す時のポイントは、患者さんが書いてくれた情報を電子カルテに転記しやすいかどうかです。

問診票に「フリーコメント」の記入欄が多用されていないでしょうか。
フリーコメント欄は、患者さんが自由に記載できる反面、本来確認すべき事項が漏れてしまう恐れもあります。また、同じ症状でも患者さんによって表現が異なります。

これらの内容をそのままテキスト入力していると時間がかかりますし、カルテの主訴として活用するためには、改めて医師の見やすい状態に内容を整理することが必要になります。これでは、あまり効率的ではありません。

選択式フォーマットで効率化

より効率的な運用にするためには、問診票のフォーマットを「選択式」に変更することをおすすめしています。問診票の改善

選択式にすることで、事前に確認すべき最低限の項目は、患者さんに漏れなく記載してもらうことができます。また症状に対する表現も統一されます。

さらに、選択項目に合わせて電子カルテのテンプレートなどを作成しておけば、テキスト入力する箇所も減らせるので、問診入力の時間を短縮でき、より効率的な運用を行なうことができるでしょう。

みなさんのクリニックでは、どのような問診票をお使いですか。

より良いクラーク運用のために、一度内容を見直してはいかがでしょう。

執筆:松井

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