医療ICTフェスタIn大阪のご案内
「最新の医療ICTを活用して診療所の生産性向上を図ろう」
2019年9月29日(日)に新大阪ブリックビルにて、日本医師会ORCA管理機構株式会社が主催するイベント「医療ICTフェスタin大阪~最新の医療ICTを活用して診療所の生産性向上を図ろう」が開催されます。
詳細ページ:https://www.meducation.jp/seminar/detail.php?id=28544
今回のテーマは、「診療所の生産性向上」です。その背景には少子高齢化が進む我が国において、労働人口の減少が現在大きな問題となっており、「働き方改革」が急ピッチで進められています。働き方改革では、働き過ぎと言われる日本の労働環境を改善するため、残業削減や有給取得の推進など「環境整備」が先行して議論、推進されています。
しかしながら、労働時間の短縮だけでは片手落ちであり、生産性向上に取組む必要があります。そこで、従来よりも少ない人数で生産力を高めるための手段として、現在、「オートメーション化(自動化)」が注目されています。
クリニック業務のオートメーション化が遅れている理由
現在、クリニックにおいて「オートメーション化」は進んでいるのでしょうか。クリニックの業務を分解してみると、受付、診察、検査、処置、会計、レセプト請求、バックオフィスなどに分類できます。これらの業務を眺めてみると、いまのところ人的業務が大半を占めており、残念ながら他の分野に比べて大幅にオートメーション化が遅れているように感じます。オートメーション化どころか、それ以前の「業務の標準化」という部分もあまり進んでいないのではないでしょうか。
2019年現在、クリニックでも電子カルテや画像ファイリングなど、IT導入が当たり前の時代となりました。これらは一般的に、クリニックの業務を効率化するために導入されるシステムです。
ICTを活用したオートメーション化が進む
今後は業務効率化から次のステージである生産性向上に向けたシステムの導入が進むことでしょう。ICTを活用した「オートメーション化」は、人員減少と労働時間の短縮をもたらします。また、同時にICT化は「業務の標準化」をもたらします。
今後の深刻な人手不足を乗り切るためには、当たり前ですがヒトを減らす必要があります。しかし、これまでは、医療の現場では減らすことができずにいました。それは、受付で行われている業務があまりにも複雑で、医師(経営者)にとってブラックボックスであったためではないかと考えます。
開業医および診療所スタッフの悩みを伺っていると、まさにいま「働き方改革」で議論されている内容と一致することが分かります。これらの悩みについてシステムをどのように活用して、どのように解決していくのかをお伝えするのが今回のイベントとなります。自らの診療所経営に活かせる内容がきっとあると思います。是非ご参加お待ちしております。
◆会場
新大阪ブリックビル3F
◆日程
2019年9月29日(日)12:00~16:00(11:30開場)
◆参加費
無料
◆参加対象
診療所勤務者、医療関連企業
◆セミナー(先着50名)
12:10~12:50
診療所の自動化とタスクシフティングで院長を救う
⇒ MICTコンサルティング株式会社 代表取締役 大西 大輔氏
13:10~13:50
日本医師会のICT化の取組(仮)
⇒ 公益社団法人 日本医師会 常任理事 石川 広己先生
14:30~15:10
日本医師会ORCA管理機構が提供する診療所の働き方改革を支援する仕組み(仮)
⇒ 日本医師会ORCA管理機構株式会社 代表取締役社長 上野 智明氏
◆展示会
12:00~16:00(11:30開場)入退場自由
◆お申込
https://www.meducation.jp/seminar/detail.php?id=28544