クラークとして自宅で勉強できることはありますか

基礎的な身体構造の理解から始めて、治療薬の知識を増やしていくとよいでしょう。

クラーク運用のお悩み相談(11)

「電子カルテクラーク導入プログラム」の体験セミナーにご参加いただいた皆様や、メディプラザにお問い合わせいただきました先生方、スタッフの方々にご相談いただいたお悩みの内容と、その回答をご紹介させていただきます。

今回は、スタッフさんからいただいたクラークの勉強方法についてのご相談です。

Q 電子カルテのクラーク運用をはじめたばかりですが、先生と患者さんが話している内容が全くわからず、電子カルテの入力が追いつきません。

先生は診察以外の時間に勉強会を開いてくださったりもしていますが、自宅で勉強するためには、 何から始めると効果的なのでしょうか。

 身体構造の理解から、治療薬の勉強に進んではどうでしょうか。

基礎知識を身につける

医学用語を学ぶ前に、骨格、臓器など、身体の仕組みなど基礎的な勉強から始めた方がよいと思います。

一見遠回りのような気もいたしますが、しっかり学べば体系的に理解することができます。

また、病気のことを学びたければ、「家庭の医学」もおすすめです。

治療薬について学ぶ

病気について理解が進んだら、次は、 治療薬の勉強をするとよいでしょう。

治療薬の本には、適応症や禁忌、 副作用などの記載がありますので、 先生がそのお薬を選択された理由がわかります。
また、副作用の欄を見れば、 先生が患者さんに説明された内容やお薬の変更理由を知ることもできます。

お薬の箱の中に添付文書が入っていますので、院内処方であれば、 先生の許可をいただいた上で、 その文書を読んでみるのもよいかもしれません。

最近ではお薬の情報はインターネットやスマートフォンのアプリで も読むことができますので、 気楽に見ていただくのもよいと思います。

参考:QLifeお薬検索

執筆:石原

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