医師の思いをクラークは受け止めよう!

電子カルテ+クラーク養成講座の現場から(3)

電子カルテ+クラーク養成講座がいよいよ4月より大阪でも開講となりました。
残り3回、立派なクラークになれるよう、一緒に頑張っていきましょう!

講座受講の前に確認すること

第1回目の講座ではクラークとしての考え方や、実際のクラークの動き方について説明を行うのですが、必ずその前に確認することがあります。

それは医師のクラーク運用に対する思いや期待の確認で、受講者の皆さんに質問することにしています。

医師の思いとは?

―クラーク運用をしたいと考える先生は、皆さんをどんな思いでこの講座に
送り出したと思いますか?

  • 電子カルテの操作にとらわれず、診療に集中したいのでは…
  • 現在もクラーク運用をしているが、やり方があっているのか、
    もっと効率的な運用方法があるのではないかと期待して…
  • 先生はパソコン操作に不安があり、でも電子カルテを導入したいので、
    操作面でのフォローをクラークに期待しているのでは?

 このように医師の普段の姿を見ているクラーク候補生は、医師が何に困っているのか十分に把握しています。

医師とクラークのあいだで思いを共有する

また、「いまでも患者さんが多いのに、これで電子カルテを入れたらもっと先生が大変になる。なんとか先生のお役に立ちたい!」と言ってくれる受講者さんもいます。

皆さん、少しでも医師の力になりたいという思いを持って、講座に挑んでいるようです。

 何のためにクラーク運用を行うのか、クラーク運用を導入して、どんな診療所になりたいのか、まずは医師とクラークのあいだで思いを共有することがとても大切だと我々は考えています。

執筆:大西

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