電子カルテクラークの必要性

患者数が増えた場合や、代行入力以外の効果も含めてご検討ください。

クラーク運用のお悩み相談(10)

「電子カルテクラーク導入プログラム」の体験セミナーにご参加いただいた皆様や、メディプラザにお問い合わせいただきました先生方にご相談いただいたお悩みの内容と、その回答をご紹介させていただきます。

Q そもそものお話ですが、電子カルテのクラーク運用って必要なんでしょうか。カルテ入力は基本的に医師が行なうべきことではないでしょうか。

 クラーク運用については、今後患者数の増加を見込んでいる場合の代行入力による医師の負担軽減など、様々あるクラーク運用の効果も含めて総合的にご検討いただくのがよいと思われます。

医師の負担を考える

キーボード入力が速い先生から、「自分は入力が速いので、クラークは必要ないのではないか」とご質問をいただくことがあります。

患者数と医師のキーボード入力の速度がつりあっている、あるいはまだ余裕がある際には、クラークによる代行入力は必要ないかもしれません。

しかし、患者数が多い、あるいは今後患者数が多くなってくることが予想される場合には、例えキーボード入力が速いとしても、クラークを導入した方が先生の負担が少なくなります。

現時点ではなく、将来を見据えて考える必要があるのです。

レセプト業務を減らす

クラーク運用では、電子カルテ入力を医師ではなくクラークが行い、その場で2人の目で確認することで、レセプト業務に関する効果を得られます。

(1)薬剤の用量や禁忌などのチェック
(2)病名と薬の適合チェック
(3)算定月、回数のチェック
(4)管理料の算定漏れのチェック

上記の4項目は、月初めのレセプト作成業務の際に行なうことが多いですが、日ごろからやっておくと、月初めのレセプト業務を大幅に減らすことができます。

クラークと先生がすぐ近くにいることで、クラークが先生にその場で聞きたいことを確認することができるため、後でまとめて確認する手間が省けます。

また、医師がレセプト請求のことを意識せず、診療に集中できることもメリットでしょう。

コミュニケーションを強化する

受付事務員がクラーク運用をはじめると、医師や看護師、患者さんとのコミュニケーションが強化されます。

受付事務員がクラークとして診察室に入ることによって、診療所全体の動きを理解できるようになります。そのため、受付とクラークを兼務し交互に行う場合には、受付業務の際にも患者さんとのやり取りがよくなるなどの効果が出てきます。

慣れてくると、クラークは医師や看護師の先回りをして準備を行なうようになります。また、医師や看護師もクラークに期待するようになります。

副次的な効果ですが、結果として院内のコミュニケーションが強化されることになります。

クラーク運用をされている、ある先生は、「クラークは野球で言えばキャッチャーの役目を担っている」と表現されていました。
まさに扇の要の役割を果たすことになります。

クラークが医師の求めるレベルまで育つには、ある程度時間がかかります。

クラークが必要になる可能性があるのであれば、早い段階でクラーク育成に取組まれてはいかがでしょうか。

執筆:石原

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